【仙台高裁が東電に約11億円の賠償命令】川俣町山木屋地区の集団訴訟控訴審判決・福島県

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福島第一原発の事故を受け、川俣町の住民らが東京電力に損害賠償を求めた集団訴訟で、仙台高裁は2月14日、約11億円を支払うよう命じました。

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控訴していたのは、福島第一原発の事故で避難指示がだされた川俣町山木屋地区の住民323人で、東京電力に32億6876万円の損害賠償を求めていました。

地裁いわき支部は、地域生活やコミュニティーが失われた「ふるさと喪失」の慰謝料などとして、原告271人に約6億円の賠償を命じましたが、原告側は「賠償額が実態に見合わない」と控訴しました。

仙台高裁の瀬戸口壮夫裁判長は、299人に一審判決よりも約5億円多い約11億円を支払うよう東京電力に命じました。

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