2つの震災を通してつながる高校球児 仙台育英が石川県の野球部と交流 (24/03/27 16:55)
- 2024/3/27
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3月27日、仙台育英高校野球部のグラウンドを訪れたのは、1月の能登半島地震で被災した石川県の輪島高校と飯田高校の野球部です。
被災した高校球児を支援しようと、仙台育英が2校の野球部を招待した今回の企画。3校は27日から3日間、練習などを通して交流を深めます。
被災した高校球児を支援しようと、仙台育英が2校の野球部を招待した今回の企画。3校は27日から3日間、練習などを通して交流を深めます。
発起人の須江航監督は、今回の企画が東日本大震災の際に受けた支援への「恩返し」だと話します。
須江監督
「(震災後招待を受けて)2011年4月末に石川に行った。そこで初めて温かい食べ物を食べた人がいた。初めてお風呂に入った人、そこで初めて友達と会った人、初めて野球をした人がいた。たくさんのことを石川の皆さんからいただいた。大変苦しくて残念なこと(能登半島地震)があったが、今度は私たちの番だなと」
27日は、合同練習を行い、共に汗を流して交流を深めた生徒たち。地震発生からおよそ3か月となる今も満足に練習することができない被災地の生徒たちは、野球ができる喜びをかみしめているようでした。
輪島高校 平匠選手(2年)
「春夏頑張って勝ち抜こうと言って正月を迎えて、その時に地震が起きて、一時期野球を辞めようと思った。いろいろな方々が支…
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