仙台市若林区の仙台市中央卸売市場には、石巻や南三陸で水揚げされた養殖ギンザケおよそ１.８トンが並び、高いもので１キロ１２００円ほどで競り落とされました。

今年は海水温の上昇などが影響し、出荷の開始が例年より１カ月ほど遅れ、今シーズンの水揚げ量は去年よりおよそ２割少ない１万５０００トンほどを見込んでいるということです。

また１９日は、宮城県産養殖ギンザケの最高級ブランド、「みやぎサーモン」を使ったにぎり寿司などの試食会が開かれました。

記者リポート
「脂が非常にのっていて、かつ生臭くないのですごくおいしいです」

市場関係者は、旬の味を楽しんでいました。

試食した人
「脂が乗っていておいしいですね。これだったら何個でも食べられそう」

仙台水産養魚部 庄司真文次長
「おいしいギンザケですので、ぜひお買い物に行った際、興味を持っていただいて、ぜひ手に取ってもらって、家族みんなでおいしく食べてもらいたい」

養殖ギンザケの水揚げは、６月下旬まで続くということです。