「牛乳の味が変」給食で300人以上訴え 7自治体で報告 おう吐した児童も〈宮城〉 (24/04/26 11:44)

4月25日、宮城県内の一部の小中学校の給食で提供された牛乳を飲んだ児童から味の異変や腹痛を訴える声が相次ぎました。中には嘔吐した児童もいたということで製造業者などが原因を調べています。

県内の各教育委員会によりますと、25日、一部の自治体の小中学校の給食で提供された東北森永乳業の牛乳について、飲んだ児童、生徒から「味が変」「お腹が痛い」などの訴えが相次ぎました。
中にはおう吐した児童も数人いたほか、山元町では83人が腹痛を、16人が下痢の症状を訴えたということです。
味の異変や健康被害の訴えは、東北森永乳業が牛乳を提供する岩沼市や名取市など7つの自治体の300人以上で確認されています。
各自治体は東北森永乳業の牛乳を26日の給食で提供しないことを決めました。県内の各教育委員会は、状況の取りまとめを進めています。

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