宮城県内12市町で提供の停止が続いている学校給食の牛乳の問題についてです。仙台市では今週金曜日(5月17日)からおよそ3週間ぶりに牛乳の提供を再開する予定にしていて、14日は、安全対策を強化した学校の対応が報道機関に公開されました。
仙台市宮城野区の榴岡小学校です。学校に運び込まれたのは提供が止まっているはずの給食の牛乳…。仙台市教育委員会では、学校給食の安全性について広く理解してもらおうと、14日、子供たちが牛乳を飲むまでの一連の流れを報道機関に公開しました。
今回、初めて公開した理由。それは…4月25日、東北森永乳業の牛乳を飲んだ児童生徒、少なくとも1000人以上が体調不良を訴えたことから、12市町で牛乳の提供停止が続いているのです。工場から出荷された牛乳が学校に到着してからの流れはこうです。
まず、栄養士が納品直後に牛乳の温度を確認。実際に飲んで味や風味も確認します。その後は、保冷庫で保管。そして、子供たちに届ける30分前までに、校長が、異物混入や風味異常などを確認する「検食」を行います。
「大丈夫ですか?はい、いつも通りです」
この検食は、今回の問題が起きる前は校長一…
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