「車いすだが、人生は楽しくなった」車いすアスリートと交流 小学生が理解深める〈仙台市〉 (24/05/13 18:39)

障がい者スポーツへの理解を深めてもらおうと、仙台市が5月13日、車いすアスリートと小学生とのふれあい教室を開きました。

仙台市青葉区の通町小学校を訪れたのは、車いすアスリートの武村浩生選手(36)です。武村選手は2015年に交通事故で脊髄を損傷し、事故から2年後、車いすマラソンを開始。東京マラソンなどさまざまな大会に出場し、12日、開催された仙台国際ハーフマラソンでは6位入賞を果たしました。

教室には3年生の児童63人が参加し、武村選手は児童からのさまざまな質問に答えました。

武村浩生選手
「今は皆さんの前で話もできるし、できないことの方が少ないし、階段も助けてくれれば上れるし、車いすになってしまったが、自分の人生は楽しくなったと思っている」

児童たちは競技用車いすに試乗したり、パラリンピックの正式種目「ボッチャ」を体験したりしながら、障がい者スポーツへの理解を深めていました。

児童
「武村選手はいろいろなことができて、格好いいと思った」

武村浩生選手
「家族や友人がそういう経験をしたときに、心の支えになってくれるとうれしい」

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