定禅寺通エリアの53店が参加 飲食店ごみをバイオマス資源に 仙台市の脱炭素化へ取り組み開始 (24/06/05 18:09)

仙台市の脱炭素化に向けた動きからお伝えします。仙台市中心部の飲食店からでる生ごみを収集しバイオマス資源として再利用する新たな取り組みが6月5日から始まりました。

仙台市が始めたこの取り組みは、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする取り組みの一環で、定禅寺通エリア周辺の53の飲食店が参加しています。生ごみはこれまで紙やプラスチックなどと一緒に捨てられていましたが、新たな取り組みでは飲食店側が専用の袋やボックスに分別することになり、5日はおよそ470キロが集まりました。
集められた生ごみは、市内の食品リサイクル施設に運び込まれ、およそ3週間かけて発電に使用するメタンガスや、農業用の肥料にリサイクルされるということです。
食品リサイクル法に基づき、国は、外食産業全体のリサイクル率の目標値を今年度までに50%としていますが、2021年度時点では31%に。進まない背景には飲食店の多くで人手が限られていて、ごみの分別まで手が回らないそうです。その結果…。

記者リポート
「こちらは稲荷小路なんですが、ご覧ください。ハトがゴミ袋をあさってごみが散乱してしまっています」

街は不衛生な状態に。観光都市…

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