カードケースきっかけ 詐欺被害防止 コンビニ従業員に感謝状〈仙台市〉 (24/07/11 18:20)

宮城県警が作り、コンビニエンスストアに配った特殊詐欺被害防止を呼びかけるカードケース。このカードケースをきっかけに特殊詐欺被害を未然に防いだ、仙台市泉区のコンビニエンスストア従業員に7月11日、感謝状が贈られました。

表彰を受けたのは、セブン-イレブン仙台野村店の太田晋さんなど4人の従業員です。県警は、今年4月、電子マネーを購入させる特殊詐欺の被害防止を呼びかけようとカードケースを作り、県内のコンビニエンスストアで配布を始めました。

太田さんは5月25日、電子マネーカードを購入するため訪れた30代の男性に県警が作ったカードケースを渡し、注意を呼びかけると、この男性が詐欺に巻き込まれていることに気づき、被害防止につながりました。

セブン-イレブン仙台野村店 太田晋さん
「大きい金額を支払うお客さんには、差しさわりない程度で声がけをして、使用目的を優しく声がけをしたい」

県警によりますと、6月末までに県内で発生した特殊詐欺による被害額はおよそ5億3700万円にのぼっていて、このうち2割が電子マネーなどの架空請求による被害となっています。警察は今後も、関係機関と連携しながら被害防止を呼…

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

広告

お問い合わせ

    ページ上部へ戻る