「仙台すずめ踊り」にそっくりですが、どこか違う踊り方とお囃子。すずめ踊りのもとになったという「ハネコ踊り」です。
ハネコ踊り保存会 湯澤俊介さん
「自分が思った通りに、心のままに踊るという粋な心を大切にして踊っています」
8月25日、仙台市青葉区の大崎八幡宮で開かれた盆踊り大会。保存会のメンバーが「ハネコ踊り」を披露しました。
ハネコ踊り保存会 湯澤摂子さん
「伝統芸能はなかなか踊る人がいなくて無形のもの。誰かが踊らなければなくなってしまう。私たちは石工の思いを胸に、郷土芸能を次の世代につなげるため活動している」
「ハネコ踊り」は仙台城を築くために泉州堺から招かれた石工たちの踊りが起源とされ、石工たちが移り住んだ旧八幡町で受け継がれてきました。右手に扇子を持って8の字を描き、片足で跳ねながら低い姿勢で回転します。
一方「すずめ踊り」は2本の扇子に全身を大きく使った振付や、突き抜けるような鐘の音があり、より華やかなのが特徴です。
「ハネコ踊り」が戦時中に途絶え、戦後、復元される中で現在のすずめ踊りができあがったそうです。
ハネコ踊り保存会 湯澤俊介さん
「ハネコ踊りは歴史が深…
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。