仙台駅前の“せんべろの聖地”復活へ 火事で焼失した「丸昌」 来年3月再開 (24/09/12 18:38)

火事で全焼しながらも再起を決めた人気飲食店があります。JR仙台駅前で“せんべろ通り”の人気店として、親しまれていた「丸昌」。東日本大震災をきっかけに仙台に根付いた店は、まちへの恩返しを誓い、来年3月に再オープンします。

JR仙台駅西口、青葉区中央1丁目にある小さな路地。低価格の居酒屋や立ちのみ屋が軒を連ね、1000円でべろべろに酔える“せんべろ通り”と呼ばれています。

その一角にある空き地。かつてここには“せんべろの聖地”として親しまれた店がありました。「もつ焼専門丸昌」です。田楽30円、たこ焼き100円など、安くておいしいメニューを揃え、人気を集めました。

通りかかった人は
「『丸昌』は最高の店だよ、酒飲みにとっては。こんなにいい店なかった」「よく行っていました」「雰囲気も古い感じで、串とかも1本80円とか安くておいしかった」

そんな愛された店で、おととし12月…。

記者リポート
「火災現場は仙台駅の西口にあります、飲食店が並ぶ狭い路地です。先ほど爆発音のようなものも聞こえました」

丸昌の入るビルが全焼する火事が発生。ポンプ車など20台以上が出動するも、鎮火まで12時間半を要し…

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