能登半島地震で被災 老舗旅館の若女将が仙台市で語る「旅館同士の有事の時の連携を」観光危機管理マニュアル強化へ

この研修会は仙台市が開いたもので、宮城県内の観光事業者など約30人が参加した。

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https://news.ntv.co.jp/n/mmt/category/society/mm65c2e43946f34c959e4743bea6dbfd40

講師は石川県七尾市の和倉温泉にある老舗旅館の若女将多田弥生さん。
多田さんは今年1月の能登半島地震で被災した旅館の当時の様子を説明したうえで、同業者の連携など今後の課題を紹介し防災対策の重要性を訴えた。

和倉温泉多田屋 若女将 多田弥生さん
「和倉温泉は旅館同士の有事の時の連携がまったく想定されていなかったのが事実です。有事の事態にどこの旅館が何の役目をして、誰が指揮をとって、なんなら各旅館の連絡網をつくってどうやるかっていうことは考えていかなければ」

参加者
「施設からお客様を外に安全に出 したときにその先にどんなご案内ができるんだというところがまだ準備できていない。商店街や行政とコミュニケーションをとりながらいろんなものをつくっていきたい」

仙台市では今回の研修会で得られた観光事業者からの意見を参考に観光危機管理マニュアルを策定し、防災対策を強化したいとしている。

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