家族のみとりを描くドキュメンタリー映画「あなたのおみとり」 仙台出身の監督が伝えたかったこと (24/10/04 18:54)

厚生労働省がおととし行った調査では「人生の最期をどこで迎えたいか」という質問に対して「自宅」と答えた人が43.8%と最も多くなりました。「住み慣れた場所で最期を迎えたいから」、「家族との時間を多くしたいから」など理由はさまざまです。こうした中、仙台市出身の映画監督が、末期がんの父親を仙台の自宅でみとった記録をドキュメンタリー映画にしました。10月11日、県内で公開を迎えます。看取りの過程で見えてきたのは、高齢化社会の現実や課題でした。

村上浩康監督
「これから誰でも、いつかみとりみとられる。人間生きている限り。その日を迎えるための、あるいは今直面してる方のひとつの参考になれば幸いかなと思います」

こう話すのは仙台市出身の映画監督、村上浩康さんです。東北学院大学を卒業後、東京を拠点にドキュメンタリー映画などを制作しています。来週金曜日に青葉区のフォーラム仙台で最新作が公開されます。
ドキュメンタリー映画「あなたのおみとり」。末期がんの父を仙台の実家でみとった42日間の記録です。

村上浩康監督
「僕自身も、近親者・家族をみとるっていう経験は初めてで、カメラを通して初めて、日本の高齢…

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