仙台市は３月３日、去年７月から都内で進められていた伊達政宗の騎馬像の修復作業が、３月１８日に完了する見込みだと明らかにしました。

仙台市によりますと修復を終えた騎馬像は３月１９日に都内の工場を出発し、２１日に青葉山公園に到着。翌日から台座への固定作業を行う計画だということです。

騎馬像は県内で震度６強を観測した去年３月の地震で、左の前足と右の後ろ足にひびが入りました。今回の修復作業にあわせ、像の骨の役割を果たす「芯棒」の素材を鉄からステンレスに変更するなど強度も高めているということです。

仙台市は３月３１日に騎馬像の帰還を記念する式典を開く予定で、当日は修復の最終工程として伊達政宗のトレードマーク、三日月形の前立が兜に取り付けられます。