仙台市バス「15%程度」値上げ検討 再来年10月~ 利用客減少で経営改善見込めず

1995年から実質据え置きとなっている仙台市バスの運賃をめぐっては、利用客の減少を背景に今年9月の市議会定例会で仙台市は「7%以上」の値上げを検討しているとしていた。
しかし、少子高齢化やリモートワークの普及など今後の利用客がコロナ禍前の水準を上回ることは難しいと判断。

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これまで想定していた「7%」の2倍を超える「15%程度」の値上げを再来年の10月に行う方針であることが分かった。

昨年度の決算では、全44路線の営業収支がおよそ38億8千万円の赤字と4年連続で赤字となっていて、運行本数の削減などでは経営改善が見込めないという。

具体的な改定額は来年度以降に決定する見込みで、その後、市民説明会の開催を予定しているという。

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