１月、宮城県内を襲った「１０年に１度」の寒波。その最中で、高校生４人の勇気ある行動が小学生の命を救いました。沼にはまり身動きがとれなくなった小学生が目の前に…。高校生たちが見せた連携プレーとは。

感謝状贈呈
「大変ありがとうございました」

感謝状を受け取ったのは東北高校２年生の、高田結羽さん、吉野風雅さん、森明育さん、若生南桜希さんの４人です。４人は１月２５日、仙台市青葉区の小松島公園で沼にはまり動けなくなっていた小学生を救助しました。

森明育さん
「小学生のお手本になるような行動ができて、とてもよかった」

その日は１０年に一度とも言われた強烈な寒波が…。下校途中だった４人は校舎のすぐ目の前の公園で、緊迫する現場に遭遇しました。

高田結羽さん
Ｑ.どういう状況？
「自分たち２人が歩いている時に、小学生２人が池の真ん中辺りで１人が倒れていて、もう１人が電話しているのが見えた」

これは、その時の様子を撮影した映像。この日の仙台の気温は氷点下７．５度を観測。沼には一面に氷が…高田さんと森さんは、すぐに救助の必要性を感じました。

高田結羽さん
「明らかに大丈夫そうではなかったので、…