高校生２人が見事な連携プレーで事故の２次被害を防ぎました。５月、宮城県村田町で起きた車の事故。事故を起こして困惑する女性を前に、下校途中だった２人が現場で取った行動とは。

表彰を受けた村田高校２年生の田中仁斗さん、佐藤光さん。５月、村田町で乗用車の事故現場に居合わせた２人は車を運転していた女性を助けたうえ、交通誘導をして２次被害を防いだことで表彰されました。

Ｑ.事故当時はどんな気持ち？

田中仁斗さん
「助けたいっていう気持ちがあったので、率先して行動しました」

佐藤光さん
「あんまりこういうものを貰えないので、すごくうれしいです」

野球部に所属している２人。自主練習を終えた後、いつもの道を下校している途中でした。

佐藤光さん
Ｑ.どこらへんに車あった？
「すぐそこの、オイルの跡があるところ」
Ｑ.事故を見たとき現場はどういった状況だった？
「車のタイヤがパンクして、ボディがボロボロだった」

当時は土砂降りの雨。普段より視界が悪い中、多くの車が行き交う現場に２人は危険を感じたといいます。

佐藤光さん
「分担を話し合って、まずおばあさんを助ける人と、誘導する人に分かれて話し…