宮城県が構想する仙台医療圏の4病院の再編について、市民団体が14日、県議会の開会に合わせて県庁前で集会を開き、構想への反対を訴えました。市民団体：
「こんな悪質な医療政策がありますか」集会は4病院の再編に反対する市民団体が県議会の開会に合わせて開いたもので、参加者は県庁に向かって「4つの病院を守ろう」などと声をあげました。県は太白区の仙台赤十字病院と名取市の県立がんセンターを統合して名取市に、青葉区の東北労災病院と名取市の県立精神医療センターを併設して富谷市に移転することを検討しています。東北労災病院を守る会　小玉高弘事務局長：
「遠隔地への移動は無理がある、通院が出来ないという声が多数出ている。市民団体としても弱者に寄り添いながら声をあげていければ」市民団体は7月、仙台市内で4病院再編構想への反対を訴えるシンポジウムを開き、意見交換を行うことにしています。

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