「残された人も大変だと知ってほしい」仙台空襲から78年 仙台市で追悼 合同慰霊祭 (23/07/10 18:19)

https://www.youtube.com/watch?v=vsN5BVI78LU

1399人が犠牲となった仙台空襲から7月10日で78年となりました。空襲や第二次世界大戦で亡くなった人を追悼する合同慰霊祭が仙台市青葉区で開かれました。

1945年7月10日未明、アメリカ軍の爆撃機が投下した焼夷弾により仙台市では1399人が犠牲となりました。

仙台市 郡和子 市長
「戦争の悲惨さと愚かさ、平和の尊さを訴えていくことが、私たち一人一人の責務であるということを改めて思いを強く致すところです」

仙台市は毎年7月10日に合同慰霊祭を開いていますが、新型コロナの影響で2020年から献花のみとするなど規模を縮小しています。今年も遺族会の代表者などが祭壇に花を手向けました。

仙台市遺族会会長 杉澤武子さん(85)
「親が亡くなった子をおぶって泣き叫ぶ子の手を引いて、お水がほしいと広瀬川に動いていく人がたくさんいました。戦争は実際に戦地に行った人、戦争している人のほかに、残された人も大変だということも知ってほしい」

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