水道管の水漏れの危険性をAIで分析する国内初の取り組みが報告されました。AIを使うことで老朽度合いや想定使用年数を把握することが可能となりました。仙台市水道局では13日、AIを使って算出された水道管の評価が職員に報告されました。報告会では、水道管の老朽度合いについて過去に破損した場合、別の部位が再び破損する可能性が高いことや地盤の弱い場所にある水道管は破損確率が高い傾向にあることが分かりました。水道管の更新を現状のペースで進めていくと、事故件数は増加し続け、2124年には2022年のおよそ2.4倍に増加するという結果が示されました。仙台市水道局資産管理戦略室　牧野祐介技師：
「今までわからなかったところがより明確になったところで、今後のリスクに向けて適切な管路更新であったり事業としての対処を行ったりすることが期待できる」丸紅環境インフラプロジェクト部　中井一孝シニアリーダー
「（AIで）仙台市が持つデータを取り込むことで、仙台市の傾向を掴むことができる。より仙台市の特徴を捉えるということで、精度の向上につながったかと思う」仙台市で、法定耐用年数の40年を超えた水道管は25.7%に上っています。仙台市は今後、得られ…