「文化財防火デー」創建376年の仙台東照宮でも 初期消火に放水訓練〈仙台市〉 (24/01/26 11:55)

https://www.youtube.com/watch?v=fLGXhFPK3gc

1月26日の「文化財防火デー」に合わせて、仙台市青葉区の仙台東照宮では、地域の住民などが参加して、消防訓練が行われました。

訓練は敷地内の杉林から出火した想定で行われ、消防職員や地域の住民など合わせておよそ100人が参加しました。

「文化財防火デー」は、1949年1月26日に、現存する世界最古の木造建造物である、法隆寺の金堂の壁画が焼損したことを受けて制定されたもので、この日に合わせて毎年、訓練が行われています。

参加した人は本殿から宝物に見立てた荷物を運び出したり、消火器を使った初期の消火訓練、放水銃や可搬ポンプを使った、放水訓練などを行いました。

仙台東照宮 高崎明徳 禰宜:
「東照宮、創建して376年というところで、多くの建物が重要文化財として残っている。こちらは神社職員だけでなく地域の方々と一緒に守ってきたものだと思っておりますので、引き続きこのような形で訓練実施していきたいと思っております」

仙台市内ではこのほか大崎八幡宮など10カ所で訓練が行われました。

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