沖縄でのキャンプも終盤にさしかかる楽天イーグルス。今シーズン、中継ぎから先発に転向する高卒４年目・内投手の、他の選手とは違う独特な取り組みに注目しました。

内星龍投手
「自分の人生でも一番内容の濃い１年間だったなと思ってます」

昨シーズン、プロ初登板を果たし中継ぎで５３試合、防御率２.２８とブレイクを果たした楽天・内星龍投手。今シーズンから先発への転向を決断。新たな挑戦が始まっています。

内星龍投手
「中継ぎにも魅力を感じていたんですけど、今江監督から先発転向を言われたので、ぜひやらせてくださいと伝えました」

永井怜１軍投手コーチ
「則本を後ろ（クローザー）に回しているので、そういった意味でも若い選手で先発投手を作らないといけないというのは急務」

先発として長いイニングを投げるためにキャンプでは「ある感覚」を追い求めています。

内星龍投手
「難しいですけど『投げないで投げる』というのが一番近いニュアンス」

「投げないで投げる」。

その独特な感覚を内投手はこう説明します。

内星龍投手
「どうしても『投げる』っていうイメージだと力んでしまって、力がなかなかボールに伝わらな…