「これが役場ですか、これが防災対策庁舎、これが第２庁舎」

イベントは震災の伝承施設として去年１０月に開館した南三陸３１１メモリアルが企画したもので、町の人たちなどおよそ２０人が参加しました。町内外から寄せられた震災前の町の様子の写真は、運動会や船の出港、４０年以上前の街並みなどさまざまで、１９７７年のＪＲ気仙沼線の開通時の動画なども映し出されました。

「後ろの方に民宿がいっぱいある。海水浴シーズンになると民宿は大賑わいに」

参加者は写真が写し出されるたびに、それにまつわるエピソードや当時の思い出に花を咲かせていました。

参加者
「震災後からの復興と写真を比べてみて、昔の古き良き時代が思い出されて、このままでいいのかなという気がした」
「そういえばこういうところがあったと思って懐かしかった」

南三陸３１１メモリアル 高橋一清 顧問
「想像以上に盛り上がって良かった。継続的に切り口を変化させながらやってみたい」

主催者はこうした活動を通…