４日午後１１時ごろ、登米市迫町佐沼の会社員、佐藤英博さん（６６歳）の住宅で、「炎が出ている」と近くに住む人から１１９番通報がありました。消防がポンプ車４台を出して消火にあたり、火はおよそ２時間後に消し止められましたが、木造２階建ての住宅１棟が全焼しました。

警察によりますと、この住宅には佐藤さんが１人で暮らしていますが、火事に気づいて逃げ出したため、けがはありませんでした。また、周囲の建物への延焼も確認されていないということです。

一方、５日午前６時ごろ、涌谷町渋江の住宅で、「家から煙が出ている」と近くに住む人から１１９番通報がありました。消防がポンプ車など９台を出して消火にあたり、火はおよそ１時間後に消し止められましたが、平屋の住宅１棟が全焼しました。

この火事で、住宅から女性１人が見つかり、心肺停止の状態で大崎市内の病院に運ばれましたが、その後、まもなく死亡が確認されました。

警察によりますと、この住宅には、６０代の女性が１人で暮らしていますが、…