宮城県産ナシ 仙台港から輸出へ 物流の2024年問題も (23/10/12 19:16)

https://www.youtube.com/watch?v=8eCosnPeFjU

宮城の「ナシ」と山形の「シャインマスカット」が、初めて、仙台港から輸出されることになります。県が今回初めてこの実証実験を取り組む背景には物流の2024年問題があります。

今が旬の蔵王町産の「ナシ」に。山形県天童市産の「シャインマスカット」。きょう(10月12日)から始まったのは、東北の農作物を仙台港から海上輸送で輸出する実証実験です。

これまでは、東北の農作物を海上輸送で輸出する際、一度、陸路で東京や横浜の港へ運ぶ必要があり、燃料費の高騰やドライバーの手配などに伴うコスト削減が課題となっていました。くわえて、トラックドライバーの時間外労働の規制強化、いわゆる「2024年問題」への対応が必要となったため、県は新たな物流の形を模索していました。従来の輸送に比べ、5万円ほどのコスト削減が見込めるということです。

宮城県・国際ビジネス推進室 佐竹みさき 統括室長補佐
「現地に着きましたら、輸出時のロスの状況などを確認しまして、これで行ける、となりましたら、各県にも協力を仰いで農産物の出荷を仙台港から目指したい」

きょう積み込まれたナシとシャインマスカットは、11月からシンガポールのデパ…

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