影絵劇を受け継ぐ中学生「仲間を増やしたい」 仙台で100年続く伝統〈仙台〉 (24/08/19 18:33)
- 2024/8/19
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100年以上続く仙台伝統の影絵劇が存続の岐路に立っています。理由はメンバーの高齢化です。こうした中、影絵劇を残したいと活動する1人の中学生がいます。「1人でも多く仲間を増やしたい」自分ができることを模索しています。
光と影のコントラストで見ている人を不思議な物語の世界にいざなう影絵劇。令和の時代でもその魅力は色あせません。
この影絵劇を大正時代から続けてきたのが「おてんとさんの会」です。1910年、日本初の童謡専門誌を創刊した「おてんとさん社」をルーツに持つこちらの団体。仙台の児童文化を長年、支え続けてきましたが、メンバーの高齢化により設立100周年にあたるおととし、活動を休止し以降は有志が中心となって影絵劇の公演を続けてきました。
「おてんとさんの会」代表 安永教夫さん(84)
「(最近も)2人メンバーが抜けたんですよ。やっぱり年齢です」
そんな中で、期待を寄せられる存在がいます。加藤光太朗さん、中学2年生です。
加藤光太朗さん(14)
「(影絵の魅力は)みんなで協力して一つ一つ作っていくところです。やっぱり文化、こういうことを昔からやっていたんだよっていうのが伝わればいい…
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