仙台市青葉区の定禅寺通と勾当台公園市民広場に面した「仙台第一生命ビル」が２０２８年をめどに建て替えられることが明らかになりました。市役所本庁舎を建て替える仙台市と連携して街づくりを進めていくということです。

仙台市役所本庁舎の近くにある「仙台第一生命ビル」は、黒っぽい外観から「黒ビル」とも呼ばれています。ビルを所有する第一生命保険はきょう（１２月４日）、仙台市と周辺のまちづくりで連携する協定を結び、「黒ビル」の建て替えを表明しました。

新しいビルは鉄骨造りの地上１３階、地下１階建てで、外観は「白」が基調となります。また、低層階は市民広場との一体的な活用ができるよう、１階にはオープンスペースや飲食店、２階には広場を眺められるテラスを整備。３階以上はオフィスを整備するということです。

この事業は老朽ビルの建て替えを促す「都心再構築プロジェクト」の対象となる見通しで、容積率の緩和なども想定されています。

第一生命保険 隅野俊亮 代表取締役社長
「周囲の街並み、公園、人と人との交流、にぎわいなどをさらに促すことができるような空間づくりに一役買うことができればと思う」

新しいビルは、再…