1年の時を経て…“津波に耐えた”金庫で熟成「感謝の日本酒」気仙沼市の老舗がタッグ〈宮城〉 (23/03/15 19:48)

https://www.youtube.com/watch?v=mvNuKhBmXOQ

津波にも耐えた金庫で1年間熟成されました。宮城県気仙沼市の二つの老舗企業が協力してつくった日本酒が、3月15日、貯蔵から1年の時を経て蔵出しされました。

気仙沼市の廻船問屋「小野健商店」で行われたのは、金庫から日本酒を取り出す「出庫式」です。3月15日は関係者などが見守る中、日本酒の完成を祝いました。

角星 斉藤嘉一郎 社長
「非常に安定した状態で一年間過ごすことができました」

この取り組みは気仙沼市で大正5年から続く「小野健商店」と、明治39年創業の蔵元「角星」が始めたものです。
小野健商店は「蔵」が、角星は「店舗」が、それぞれ国の文化財に指定されていましたが震災の津波で被災。二つの老舗企業は、ともに、多くの人の支えによって再建を果たしたことから感謝の思いを伝えようと、手を取り合いました。
それが気仙沼市で造った日本酒を、津波にも耐えた「金庫」で貯蔵する“感謝の酒づくり”です。金庫は小野健商店で創業時から受け継がれてきたもので、熟成期間は1年間…。3月15日、いよいよその姿が…。
県内外から訪れた日本酒の購入者が見守る中、一本一本、金庫の中から取り出されていきました。気になるのはそ…

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